2022/10/24

スタートアップ企業は猫の目のように目まぐるしく環境が変化していきます。そのため、業績が伸びていくとあっという間に働きスタッフの数が増加し現在のオフィスでは手狭になってしまうのでオフィス移転の必要性に迫られます。スタートアップ企業は起業して間もない頃は資金が乏しいので都心部ではなく郊外に存在し、マンションの一室という事もあります。そこで、オフィス移転の際には立地条件が好ましい場所を望む傾向にありますが、実際に探し始めるとあまりにも家賃が高額である事を知り断念してしまう事が多いです。
しかし、高額な家賃に目を瞑りアクセスしやすい場所にオフィス移転すると支出を上回るメリットがあります。まず、駅に近くてアクセスが良い場所はスタッフの満足感が高いのでお仕事に対する姿勢も変化します。賃料を安く済ませる事ばかりに目を向けてしまい、通いにくい場所にオフィス移転するとスタッフが通いにくくなるので到着した頃には体力消耗してしまいお仕事へのやる気が無くなってしまいます。こうした点はクライアントに対しても言う事ができ、通い慣れているはずの従業員でさえ疲れてしまう道のりはクライアントの方にとってはとても苦しいものです。
取引先の方も訪れにくい場合は足が遠のいてしまい、結果的に取引が無くなってしまう可能性すらあります。このような点から、オフィス移転については建物までの経路を甘く見ないようにする事が重要になります。